■筋肉痛はうれしい悲鳴
No pain, no gain.
「痛み(pain)を感じなければ、筋肉も増えない」
筋肉トレーニングの本には必ず書いてある言葉ですね。
私も、スポーツジムではこれを唱えながらトレーニングしていました。
筋肉というものは、細長い筋細胞(筋繊維)が束になってできており、
この筋繊維はさらに細い筋原繊維が集まってできています。
太いロープが細いひもが寄り集まってできており、
このひもはさらに細い繊維でできている、といったイメージです。
この筋肉を増やすには、筋肉トレーニングによっていちど
筋肉を酷使し、筋繊維を部分的に破壊してやる必要があります。
ロープを引っ張り過ぎると、繊維が部分的に「ブチブチ」ってちぎれますよね。
映画などで良くあるシーンですが。(笑)
すると筋肉は、次は同じ負荷を受けても傷まないように、より強い
筋肉へと再生します。(筋繊維が増え、束が太くなるのです)
これを「超回復」といいます。
この時に筋肉に痛みを感じますが、これが「筋肉痛」です。
つまり、筋肉痛は、「筋肉が増えようとしている証」なのです。
この破壊と再生を繰り返すことで、筋肉の量が増えます。
その際、筋肉の材料となるタンパク質が不足しているとどうなるでしょうか。
筋肉の再生が不十分となり、筋肉は増えず、基礎代謝も増えません。
もうお分かりですね。
筋肉の材料となるタンパク質をしっかり用意しておくことが重要なのです。
そのためには、トレーニングの1時間前(消化するため)、そして
トレーニングの直後に高タンパクな食品を食べておきます。
すると、超回復に合わせて十分なタンパク質が補充されるため、
最大限に筋肉が再生されるわけです。
もうひとつ重要な点があります。
しっかりと休息を取ること。
超回復が進んでいる間は、決して筋肉トレーニングをしてはいけません。
せっかく再生中の筋肉が、また切れてしまいます。
むしろゆっくりリラックスして、タンパク質を十分に補給してあげましょう。
ですから、筋肉トレーニングは最低1日おきにすべきです。
筋肉トレーニングをした翌日は、ゆっくり「超回復」させてあげるのです。
筋肉痛はともだち。
とはいえ、筋肉痛はやはり苦痛には違いありませんね。
少し体を動かしても、体中がきしみます。
服を着替えたり、靴を履いたりするのもおっくうです。
筋肉痛をおさえる方法はあるのでしょうか。
じつはあるのです。
それはまた別のところで紹介します。
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